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親知らずを放っておくとどうなる?
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親知らずはすべて抜かなければいけないわけではなく、きれいに生えていれば放っておいても問題のないこともあります。しかし多くの場合は強い痛みが出たり、他の歯に悪影響を及ぼしたりするため、抜くことになります。
一番残念な例は、生え方が悪い親知らずを残しておくことによって、隣の奥歯(前歯から数えて7番目の第二大臼歯)までむし歯になってしまうことです。
◎他の歯に悪影響が出た例
親知らずが隣の大臼歯に食い込んで生えてしまい、そのすき間に汚れが入り込むことで、本来であれば一生残しておきたい大臼歯に大きなむし歯ができてしまいました。また、同時に歯周病にもなっており、大臼歯を支える骨が溶けてしまっています。痛みはないものの、大臼歯を支える骨が元通りに回復しないため、仮に親知らずを抜いてもこの状況では大臼歯が不安定なままになってしまいます(歯科レントゲン)。
親知らずを抜いたほうがいい主な理由
(1)生え方によっては隣の大臼歯に歯ブラシが届きにくくなり、健康な大臼歯までむし歯になってしまう可能性があります。
(2)親知らずの歯と歯肉(歯ぐき)の境に食べ残しなどの汚れがたまり、そこにいる細菌が分解して異臭を出すことで、口臭の原因となります。
(3)歯並びが悪くなる可能性があります。
(4)汚れがたまりやすいため、歯周病になりやすくなります。
親知らずとは、すべての歯のなかで最後(18〜20歳くらい)に生えてくる奥歯です。現代人のあごの骨格は、やわらかい食事をとるようになってから少しずつ小さくなっており、成人しても発育が不十分であることも珍しくありません。そのため、あごに親知らずが生えるスペースが足りず、すでに生えている永久歯に引っかかって埋もれたままになったり、あるいは間違った方向に生えてトラブルの原因になったりするケースが多いのです。
歯ぐきの下の見えない場所に入り込んだ汚れによって炎症が起こり、歯ぐきが腫れるだけでなく、上でご紹介した例のように、隣の大臼歯を支えている骨が溶けて失われるといった例もあります。親知らずには、せっかくの健康な隣の大臼歯にまで悪影響を与える可能性があるのです(口腔内カメラ)。
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きもち:普通
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